ワンピース航海記録 | 新刊/考察/感想/漫画/アニメ/映画

ONE PIECEの最新情報を熱く追いかけ、ワンピースの全てを濃く書いていきます。

第847話「ルフィとビッグ・マム」 最悪の世代と四皇

 847話の感想です。
 扉絵はキュロスの誕生日での1シーン。後ろから覗いているリク王が面白いです。
 今回は前回以上に場面が多いです。鏡の世界で捕まるチョッパー達、ヴィンスモーク家に自分のコレクションを見せるマム、ルフィとマムの会話、そしてブルック達・・・。こんなに場面が切り替わるのも珍しいですね。
 やはりマムの言動が注目すべき点でしょう。多くの表情を見せてくれた彼女ですが、今回のジャッジへの睨み、ローラへの怒りは恐ろしさを感じますね。
 さらに電伝虫越しですが、ルフィとマムの会話もあります。騒ぎこそするものビッグ・マムに宣戦布告をするところは、まさに少年漫画の主人公という感じです。とはいえここにきて魚人島での因縁も復活したので、もう衝突不可避です。

 


 

★登場キャラ
・ルフィ
 本の中で騒ぎ、ビッグ・マムと話しているときは直接対決を挑んだり、プリンを呼んでほしいとサンジとの決闘以来頭に血が上っていますね。
 とは言っても四皇に宣戦布告する場面は、彼自身の覚悟と本気が伺えます。サンジとの決闘の時もカッコよかったのですが、今回はまたちょっと違ったカッコよさを見せてくれます。誘惑の森に入ってから、ルフィはカッコいいところが多い気がしますね。
 

・ナミ
 終始うろたえている印象です。成長したとはいえウソップやチョッパーの戦闘向きでないトリオという立ち位置であったうえ、ローラのビブルカードもあったから仕方ないか・・・。
 ビッグ・マムとの会話の途中にローラとの回想が入りますが、かなり懐かしいです。

・チョッパー
 以前に鏡の世界で逃げ回っていましたが、今回で遂に捕まりました。しかし捕まる際にヘビーポイントになり、戻るとで鎖で縛られても脱出できる手段を用意しておくといった機転の利くところが見られます。こういったところは彼は2年の修行で実力だけでなく、精神面でも成長したのがうかがえて面白いです。

・キャロット
 ロープにつるされ泣いていおり、鍋の具材にされそうになっていました。やはりミロ・ワールドの中だとブリュレの方が有利か・・・。目の前のピンチに加えてペドロに怒られることにもビビってます。そんなにペドロが怖いか(笑)
 ところでキャロットが泣いているコマで「ゲロ」と言う吹き出しがありましたが、最初に読んだときキャロットが言っているものだと思ってしまいました。近くにブリュレがいたための勘違いです・・・。

・ブルック&ペドロ
 やはりペドロが囮になり、ブルックがポーネグリフの写しを手に入れる作戦のようです。前回のラストでポーネグリフ見つけたので今週は彼らの独壇場かと思いましたが、また次回になりそうです。とりあえずブルックの活躍に期待です。

・サンジ
 2コマだけの登場ですが、顔をうずめて皆が素直に受け入れてくれることを願ってます。本当に追い詰められているなぁ・・・。

・ビッグ・マム
 ヴィンスモーク家に自らの珍獣コレクションを見せたり、ローラに対して怒りを表したりと今回一番注目されたであろうキャラです。
 以前彼女の夢は「世界中のあらゆる人種が家族となり同じ目線で食卓を囲むこと」と判明しましたが、そこに大きく関わってきそうな反応もありました。ジャッジの発言の反応を見る限り、万国では「巨人族」がおらず、同時に彼女自身が巨人族に対して負の感情を抱えているようです。それは怒りか劣等感か、はたまた別のものか・・・。個人的に今後はエルバフとの関係性とかもある気がします。
 ルフィとの会話時は電伝虫越しですが終始睨みを利かせている印象ですが、その話の中で宝箱が好きだとわかりました。魚人島編から宝よりはお菓子が好きみたいでしたが・・・。それにしても玉手箱の話が出ましたがあれには確か爆弾が・・・。
 さらにナミがローラからの「元気でやっている」という伝言に対し、本気で怒りました。今回この怒りが最も印象に残った人が多いのでは?実の娘に対して殺し屋を送り付けるくらいの大きな怒りを見せれば、プリンからもとっても恐い海賊って言われますわ・・・。

・マムのコレクション
 インペルダウンにいたマンティコアやグリフォンとかなり多種多様です。本に閉じ込めることで年を取らないというのは、ハリーポッターを思い出します。
 捕らえていた中には手長族と手足族の混血もいましたが、この場合もマムの夢のあらゆる人種に含まれるような気が・・・。

・ローラ
 回想に登場しました。ビッグ・マムは彼女がおとなしく結婚しなかったことで強大な力を得られず、もしそれがあれば「海賊王」にもなれたと言っていました。彼女とナミの出会いは2年前であり、それよりも前から影を抜かれスリラーバークにいたと思われるので、結婚については結構前の話になると思われます。いったい誰と結婚させられそうになったのでしょうか・・・?

・ペロスペロー&怒りの軍団
 オペラ、ガレット、モンドールに加えて以前シーザーに研究所を提供したペロスペローも合流しました。あんまり話に絡んできませんが、ペロスペローがルフィ達を見ていい面構えと言えるのは、長男として長く海賊団を支えていたからと言えるでしょう。
 また今回はモンドールの本の能力が発揮されています。牢屋代わりになるだけでなく、マムの珍獣コレクションにも利用されています。前回も思いましたが、面白い能力ですよね。
 ところで前回ローラについて心配すると思われる反応していましたが、マムを海賊王にするため協力する一方で兄弟同士のコミュニティみたいなものがあるのでしょうね。思えばプリンが教えてくれたルートもマムは知らないとか言ってたし。

・ブリュレ&ホーミーズ
 チョッパー達を捕らえミロ・ワールドの中にある自分の家で、キャロットを具材にしたスープを調理中でした。誘惑の森にいたワニにキャロットを食べさせるつもりのようです。鍋の中をかき回す姿は魔女そのものです。
 様々なホーミーズがいますが、よく見るとランドルフと鶴もいますね。彼女が関わるのものは本当にファンタジー感溢れます。

・タマゴ男爵
 見事にペドロの囮作戦に引っかかっていました。部下が虎のミンクと言うのをジャガーに訂正したようにやっぱり生真面目な性格なんですね。

・ヴィンスモーク家
 サンジを除いた全員でマムのコレクションを見せてもらっていました。ヨンジやニジは驚きを見せていましたが、イチジやレイジュは相変わらずといった印象です。
 そしてジャッジが「巨人族」について言及しましたが、やはり元科学者ともなればちょっとしたことも気になるのでしょうね。
 またマムの部下からイチジとレイジュのクールさに感動する場面がありました。総帥こそジャッジですが、この2人が特に凄いイメージがあるようですね。ただマムが言うには絵物語に関係するような人物が出ていることも考えられます。

★個人的名セリフ
・ビッグ・マム「必要なのは表面(うわべ)じゃねェ・・・!!」
 報告に来た部下がジェルマに感動していた時に言った一言です。有名であることよりもジェルマの実力にかなりの期待を寄せているからこそ言えるのでしょう。ただちょっと引っかかる言い方でもありますが・・・。

・ルフィ「結婚“しなかったのが”ローラだろ・・・!!『海賊王』に“なってねェのが”・・・お前だろ!!!」
 マムのローラへの怒りを聞いた後のセリフです。以前おつるさんがドフラミンゴに「もしもあの時」なんて酔狂な世界は存在しないと言ってましたが、今回のルフィのこのセリフはそれにどことなく似てます。ボロボロになり新世界や四皇の実力を知ってなお、彼がこのように言えるのは「海賊王になる」という信念から来るものでしょう。はたしてここからどのように反撃をしていけるのでしょうか。