ワンピース航海記録 | 新刊/考察/感想/漫画/アニメ/映画

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第850話「一筋の光」 3つ目どころかとんでもない女性だった・・・

 850話の感想です。扉絵はスモーカーとヘビが禁煙席に案内された際の場面。雪も降る寒い屋外の喫煙所にわざわざ行っています。背表紙はシャンクスがルフィに麦わら帽子を預ける場面。
 前回ブリュレを倒し、事実上鏡の世界を占拠したチョッパーとキャロット。二人はマムの拠点である城に通じる鏡を探します。一方ルフィとナミは捕らわれたままですが、ルフィは手を引きちぎってでも出ようとするくらい暴れています。中庭ではペドロとタマゴ男爵が戦闘中。ペドロは昔ビッグ・マム海賊団に敗北し寿命を奪われた際のことを思い出します。一味のために自らの命を懸けるペドロは、タマゴに対して痛烈な一撃を決め体を真っ二つにします。その頃サンジは、いつものノリで作ってしまった海賊弁当を持ってプリンの部屋を訪ねます。しかし彼女の部屋の扉は開けてくれようとしません。そこでベランダから彼女に渡そうとします。すると彼女の部屋から笑い声が。窓からのぞくとプリンと共にレイジュもいます。そしてプリンの口から衝撃の言葉が・・・。

 


 多くの場面で展開があった話ですが、注目すべきはプリンとレイジュの会話でしょう。今までの彼女の行動が怪しいとにらんでいた人も多かったので、予想されていた展開でもありますが、これまでの彼女の表情などと比べるとものすごいギャップです。今後の展開も大きく左右しそうな内容です。
 また今回ペドロとタマゴの戦闘は結構見ごたえがありました。描写は短いのですが、タマゴの戦闘スタイルやペドロの実力もよく見せられていたと思います。回想もさっくりとまとめてくれましたしね(笑)

★登場キャラ
・ルフィ
 手を引きちぎってでもサンジのもとへ向かうつもりです。2話前のプリンの耳打ちの内容がとんでもないものでしたし、仲間の命のためならとことんやる彼ならではです。今回全体的に必死な感じがしますね、当然ですけど。こういうのって怒りから来るものでしょうか。

・ナミ
 手がちぎれそうになるルフィを引き留めます。目の前で自分の船長の手引きちぎれたら、そりゃ嫌ですしね。もちろん彼女も現状がヤバいことは充分にわかっているのですが、ルフィほど行動に起こせないです。長所であり短所でもありますが、これがどうなるか・・・。

・チョッパー&キャロット
 鏡の国を駆け巡って城に繋がる鏡を探しています。鏡の国という通常ではいけない場所を占拠し、唯一敵に囲まれていない状況です。現状から考えて彼らが脱出や逆転の一手になるでしょう。

・サンジ
 どうすれば救われるのかがわからないくらい大変な状況です。何話か前に光となってくれそうな彼女について衝撃的なことを知ってしまいました。もう彼はストレスで体ボロボロじゃないでしょうか。今回のホールケーキアイランド編が彼のレベルアップにつながるとは思いますが、正直ウォーターセブンでのロビンより苦しい状態な気がします。ただ彼は女性の嘘を許し、涙を疑わない人間なのでプリンの本性を知ったらどのように動くのかが想像できません。
 プリンに持っていくために作ったものが弁当(多分海賊弁当)だったり、みかんを持って行ったりとところどころ感慨深いものがありました。だからこそ現状が・・・。

・ペドロ
 懸賞金や過去が明らかになり、今回でその素性がかなり判明した人物です。恩人であるルフィ達に可能性を感じ、自らの命を懸けて戦うのはカッコいいです。実力も十分でエレクトロと剣術でタマゴを真っ二つにします。しかもやるべきことをしっかり把握したうえで、行動をとっていくのも大したもの。ミンク族版のサンジみたいだ・・・。
 回想では寿命を減らすために自ら左目を差し出すというとんでもない行動も見せてくれます。
 今回明らかになった懸賞金は3億8200万ベリー。結構高いですが、これくらいじゃもう驚かなくなってきました。ところで異名ではなく役職が書かれてました。昔出てきた「木の上のペドロ」が異名でいいのでしょうか?

・ぺコムズ
 回想に少しだけ出ました。ペドロとの会話を見る限り、彼と海賊をやっていたのではなく、後から海に出てビッグ・マム海賊団に入った感じでしょうか。またペドロだけでなく、ゼポも兄貴分だったようです。嘆願の場面もありましたが、ゼポの場面には間に合わなかったのでしょうかね。

・ゼポ
 回想で出てきたペドロの相棒。マムに30年の寿命を取られ死んでしまいました。彼がルーレットを回し100年と出たようですが、満たずにすべて取られました。回したルーレットはマムがジンベエにも見せてたやつでしたね。ペドロじゃなくて彼が回したということは、彼の方がマムの怒りに触れたのか、それともペドロの代わりだったのか・・・?
 素性についてははっきりしませんが、名前と見た目でベポの関係者であることが容易に想像つきます。SBSとかで触れられるかな。

・タマゴ
 ペドロと激闘を見せてくれました。戦闘スタイルは足長族特有の長い足を使ったもののようです。エレクトロを無効にするタイツを使っているところから、ペドロには並々ならぬ執念がありそうです。実力もかなりのものでペドロを蹴り飛ばしますが、今回は切り裂かれてしまいます。ただ違和感あるやられ方だったので何かまだ能力があるかもしれません。
 回想を見る限り、彼はペドロとの戦闘で片目を失ったようです。ペドロは戦闘では失ってなかったようなので、もしかするとペドロの方が強いかな・・・?
 懸賞金は4億2900万ベリー。異名には“騎士(ナイト)”戦闘員とあります。こういう階級みたいなものもあるのですね。

・プリン
 今回読者に最も衝撃を与えたであろう人物。目が3つになり、魚人島ラストで出た人物と同一であることもわかりました。マムのお気に入りで演技が自慢であり、本性については家族しか知らないらしいです。サンジとは結婚せずにジェルマの戦力と科学力を得るために一芝居打っていたようです。2話前にルフィ達を見て流した涙も偽物だったのか・・・?
 今回で大きな展開の要となった彼女ですが、この行動すら信用できるのかはっきりしません。というのもサンジのために演技している可能性も考えられます。ネットでもプリンは悪女説とやっぱり良い子だった説で分かれている印象です。
 そういえば彼女が将星の一人カタクリじゃないかというのを見ましたが、名前が初めて出たとき下っ端が将星が到着したと言っていたので、元からホールケーキアイランドにいた彼女は違うと思います。

・レイジュ
 プリンに捕まり、彼女の計画と本性を知りました。よく見ると足に傷もあるので、前回のラストで彼女に傷を負わせたのはプリンであることも考えられます。というかなぜ彼女はここにいるのでしょうか?
 ヴィンスモーク家は皆殺しという宣告もされましたが、彼女含めて奴らもやすやすとやられる感じがしません。戦闘したのはジャッジだけですし、彼自身が生贄になるサンジに対し本気を出していたとも考えづらいです。また子供たちはサンジ以外小さい頃から戦闘訓練をさせられたうえ、元の身体が常人とは全く違うのでそう簡単にやられない気がします。

★個人的名セリフ&名シーン
・ルフィ「おれは!!!こんな所で死ぬ男じゃねェ!!!」
 ルフィが本の檻から脱出しようと暴れた際のセリフです。ジャンプフェスタで先行公開されたコマですね。このままだとなされるがままで、助けを待つよりもまず自分から動こうとする彼らしさがよく伝わります。自分だけでなく仲間の命もかかっていれば尚更ですよね。

・ペドロ「いずれ世界を“夜明け”へと導く者達だとおれは信じる!!!」
 タマゴ男爵の問いに対してのペドロの答えです。回想でもわかりますが、彼がマム達に敗北した当時生きることに執着したのは「世界の夜明け」のためです。おそらくネコマムシの言う夜明けと同じものだと思いますが、彼にとってそれほど重要なものをルフィ達に託す覚悟がわかります。

・プリン「アハハハ!!夢見てんじゃないわよ!!あのチンピラと私が結婚!!?」
 プリンがレイジュに対し言ったセリフです。三つ目になりかなり恐ろしい形相になっています。今回これを選んだのは、どちらかというと表情が要因です。彼女は良い娘だと思っていたので、これはショックだわ・・・。