ワンピース航海記録 | 新刊/考察/感想/漫画/アニメ/映画

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第857話「ルーク」 行動がえぐいよ、ギャングさん

 857話の感想です。扉絵リクエストは「プールを楽しむハンコック」 最初見たときはロビンだと思いました。背表紙は「ようこそメリー号」。先週は「ウソップの覚悟」でした。


 雨降る中ルフィと会話するサンジ。彼はナミに対してとった行動に後悔してました。その頃ルフィ達と連絡を取るにあたり、キングバームの上で鏡が割れたことを説明するナミ。そしてようやくルフィ達と連絡を取ることができました。サンジが戻ってくると分かり、喜ぶチョッパー達。そして彼のために結婚式を潰すことを決めますが、ジンベエがそれについて提案を・・・。

 


 ベッジの正体と計画が判明した話です。前回ボビンを撃った正体も含めて、多くのことが判明しましたね。まあボビンの件やマムを倒そうとしていたことは大方の予想通りでしたが、ベッジの素性については驚かされましたね。北の海にはジェルマ66が、西の海にはベッジ含めたマフィアが、こうなると南の海にも何かありそうですね。そう考えると東の海って「最弱」と言われていてもおかしくないか・・・。
 さらにはビッグ・マム海賊団の兵力がまだほんの一部であったこと、結婚式に来る闇の世界の帝王たちなど、改めて四皇の恐ろしさを感じさせてくれました。いったいどんな人物が・・・?
 見どころは前半のサンジと他のクルー達のやりとりです。ものすごく懐かしく感じます。やっぱりねこういうホッとする一味を見たかったんですよ。

登場キャラ


・ルフィ
 どうも主張が一貫していない気がして、いつものルフィとは少し違うような違和感を感じました。ベッジに怒りを感じるも手を組むことに賛成したり、取ってつけたようにレイジュに助けられたことを言ったためですかね?まあこの提案整理するためにダラダラと長引かれても嫌ですが。
 それでもサンジのために結婚式を潰すと言うのは、彼の思いっきりの良さが出ていました。仲間のためなら当然とも考えられる決断力は大したものです。

・サンジ
 ナミに対して心配と後悔をしていた印象でした。命落としそうになっても守る騎士道を持つ彼にとっては、仲間であり女性であるナミを怖がらせたことは相当後悔していたようです。しかもこっち来てから会った一味ってルフィとナミだけですしね。
 そして久しぶりにナミに対してメロリン状態。サニー号にいたときの様な自然な感じでしたね。プリンの時もメロリン状態はあったのですが、あの時は無理している感じがあったので、今回は我らのサンジが帰ってきたというような安心感がありました。

・ナミ
 サンジと話すのはルフィとサンジの決戦以来ですが、結構割り切っているような感じがしましたね。サンジが戻ることに喜ぶのは当然ですが、彼女曰く「恐怖のどん底」に落とされたことを怒ったりと一味の日常でのナミの様な印象でした。個人的にサンジの実情をわかった分、ナミもサンジに謝っていいような気がしますが・・・。

・チョッパー&キャロット&ブルック
 号泣に加え、久しぶりの照れ顔を見せてくれました。チョッパー特有のものだと思ってましたが、キャロットやブルックも照れ顔してましたね。キャロットはともかく、ブルックの「イカレポンチ」ってなんだよ(笑)

・ペドロ
 正直目立っていないので特筆することはありませんね。

・ジンベエ
 後半ベッジやぺコムズの件について話し、ベッジとの協力をルフィに持ちかけました。仁義を通す親分肌なだけでなく、今回の様な参謀のような立ち回りもできることには驚きました。上手い立ち回りが出来そうだとは思ってたけど・・・。
 ベッジと協力することについては前向きですが、セリフを見ると断ることも既に計算に入れているようです。本当に彼ってこんなキャラだったけ?

・ブリュレ&ディーゼル
 結婚式を潰すメンバーにちゃっかり数えられている人たち。まあ直接的な協力は無いですが、鏡世界を行き来出来たり、その内部の移動だったりと彼らの存在はかなりルフィ達の役にたってますしね。

・カポネ・ベッジ
 ルフィと同じ最悪の世代の一人である彼でしたが、実は西の海で裏社会を支配する5人のマフィア「西の五大ファミリー」の一人であることが明かされます。異名の「ギャング」も彼の若い頃の名残であるとのこと。
 その性格は残忍なもので、頭を切った生物のもがく様子を見て喜んだり、血が流れるような覇権争い、権力争いを見て楽しんだりしていました。組織での戦いではトップだけを狙う彼は、ビッグ・マム海賊団で「ルーク」の称号を貰い今回のお茶会(結婚式)の護衛を全権任され、マムの命を狙います。
 残虐性だけ見ればワンピース史上トップクラスかもしれません。さらに組織のトップだけ狙うなど結構こだわりもありそうですね。性格フリーザー、やることガンダムF91のバグ(人間だけを殺す機械かよ)のようなイメージを持ちました。こいつワンピースに出すようなタイプじゃないでしょ・・・。

・ファイアタンク海賊団
 ラストのコマでベッジの周りに構えてました。ヴィトやゴッティもいますね。
 そしてセリフからボビンを撃ったのは、ヴィト達であることが判明します。というかファイアタンク海賊団の人物だけでしょうか?でも今回の話で彼らも只者じゃないことわかったしな。
 ところで横にいる髪が逆立っている人物ってシーザーでしょうか?似てる気がするのですが・・・?

個人的名セリフ&名シーン


・ナミ「あんたが私を“恐怖のどん底”につき落とした件は・・・絶対に許さない」
 サンジ「それプロポーズ!?ナミさん♡」
 ナミとサンジのやりとりの場面です。印象的なセリフを2つ選びました。
 今回の件でサンジが本来やらないであろうなナミを怖がらせたことについて、彼女は相当お怒りなようですが、その後サンジに必ず帰ってきてもらうと言うのはやはり仲間として大きな信頼を持つがゆえですね。そしてその言葉に対してメロリン状態になるサンジは最高です。読者の気持ちを代弁するルフィのツッコミもグッド。
 それにしてもこのやりとり一部のサンジ、ナミファンがはしゃぎそうな内容だ。

・ヴィト「だってジェルマはおれのヒーローニョロロ!!」
 ボビンを始末したことを報告するヴィトのセリフです。以前彼がサンジに言ったジェルマへの想いはウソではなかったようですね。
 というか彼にとってはマムすらも超える存在なんだな、ジェルマ。

・ベッジ「イケ好かねェ時ァここで消すまで!!!」
 ラストのベッジのセリフです。凄みがなかなかのものでした。
 初登場時は他のキャラと比べるとパッとせず、その後の見せ場もサンジを連れていくくらいしかありませんでしたが、今ではキッドやローにも張り合えるくらいその魅力が引き出されていると思います。今回のこの場面はまさにそんなシーンです。