ワンピース航海記録 | 漫画と映画の感想と考察

ワンピースの過去話から最新話の漫画を中心に、映画から小説など隅々まで感想と考察を熱く濃く深く書いています。

第61話「鬼」 猛攻クリーク海賊団!

 61話の感想です。

 表紙は、一味が農作業している場面。ナミの寝顔は可愛いですが、後ろのイカが気になりすぎる。

 バラティエを奪いに来たクリーク海賊団との勝負は、ルフィVSクリーク、サンジVSギンの主戦力対決に!しかしサンジはギン相手にかなり押されていて・・・

 “鬼神”ギン

 前回、ラストで地に抑え込まれたサンジ。ギンは止めを刺そうと鉄球トンファーをぶんぶんと振りまわしますが、寸前のところでサンジが口に咥えていたタバコをプッとギンの顔に!

 

 不意の熱さにおもわず目を閉じたところを狙い、素早く押さえつけていたトンファーから脱出したサンジ。そのままあごに蹴りを打ちこみます。

 とはいえ、ギンも負けていません。蹴りに耐えつつ、逆にサンジのわき腹に鉄球を打ちこみます。

 

 彼らの攻めの応酬に驚くのは、海面にいるクリーク海賊団。やはりギン相手にこれほど戦える相手は珍しいようで、唖然としていますが、ここでクリークがたしなめます。というのも、ギンの実力と容赦ない冷酷さは海賊団全員が知るところであり、まさに異名通りの「鬼人」であるようです。

勝負の行方

 ここでサンジとギンの勝負を見ているクリークに対して攻撃を仕掛けるため、倒れているマストを足場にダッシュ。しかしそこは仮にも東の海最強の男。ミニ爆弾を海に投げ入れ爆発による水しぶきでルフィの視界を塞ぐと、例の盾から槍を乱射!(名前はニードルマシンガン)

 槍を脚部に喰らい、海に落ちそうになるも、引き返してなんとか足場に着地したルフィですが、やはりステージは彼に不利なところ。真っ向勝負しないクリークに文句を言いますが、クリークの方は殺す手段さえあれば十分だと言いきります。

「ただつっこむことしか頭にねェ貴様はサル同然!!」

「ウキッ!!サルをなめるとヒッかくぞ!!!」

 ここのルフィのイーだみたいな表情可愛いな(笑)

 

 さて、一方ではサンジがギンの攻撃でガクガクのボロボロ状態。やはりパールのダメージも残っており、なかなか上手くいかない状態。

 ギンが鉄球トンファーで攻めますが、サンジはそれをすらりと回避。しかしこの攻撃、サンジ曰く「同情」のようなものらしく・・・

「フザけんな!!!」

 カウンター気味に顔に蹴りを叩きこみます!威力はなかなかですが、この蹴りがきつかったのもサンジ自身。もう骨がボロボロであり、攻撃の際の衝撃にも耐えられません。

 ついにサンジの首根っこを掴み、マウントを完全にとるギンですが・・・

「できません!!!首領・クリーク!!!」

 なんとここで攻撃を拒否。その思いとして死に際に出された食事に優しさを感じたギンはボロボロ涙をこぼし、言葉を続けます。

「・・・あんなに人に優しくされたのはおれは生まれてはじめてだから・・・!!!おれには・・・この人を殺せません!!!」

 そんなギンにわかりやすく不機嫌な表情をするクリークが取り出したのは・・・!

鬼神の目にも涙

 この話は個人的にかなり好きな話・・・の前座話です。本格的に涙を流すようなのは次回なのですが、その前段階としてギンの想いがぶちまけられました。

 サンジを倒せない理由が、「生まれて初めてあんなに人に優しくされた」とのことですが、その容赦ない性格の人物がその理由で涙を流しためらうとはどれほど大きなことか。

 しかしその理由で倒せないというのは、彼の人生どれだけ悲惨な目にあってきたのでしょうか?あるいは幼い頃から殺し合いをするような環境にいたとか?うーん、昨今の尾田先生なら何コマか過去の状況をぶち込んできそうだ。

 

 そして個人的に一番の見どころだと思うのはサンジとギンの勝負。ここら辺は以前やった「エピソードオブ東の海」での描写があまりにも綺麗にヌルヌル動くので、一見の価値ありです。

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 またサンジとギンばかりに目が行ってしまいがちですが、ルフィとクリークの掛け合いにも注目。考えてみればルフィに最初に海賊の戦いを説いたのって、クリークかもしれません。

 でもクリークは戦いでなく、「排除」だもんな。クロコダイルは「海賊の戦闘に卑怯なんて言葉はない」だから、方向性は同じでもニュアンスが違いそう。

 次回はいよいよあの非道武器が登場!そのヤバさとギンの意地に期待しつつまた次回!