ワンピース航海記録 | 漫画と映画の感想と考察

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第904話「革命軍全軍隊長登場」 噂の濃い幹部達

 904話の感想です。

 表紙連載は「スタンディング王国開拓冒険家引退」

 そういえばオオロンブスって、海賊じゃなくて冒険家でしたね。そうなると傘下になるためにも、国王に辞表を出すのは当然の筋でしょう。相手からしたらたまったものじゃありませんが。

 

 遂に懸賞金が15億という破格の額となった麦わらのルフィ。世界がざわめく中、もう一方でも世界を騒がす奴らが動こうと・・・

 幹部総会はカマバッカ王国で

 舞台は、サンジが飛ばされた場所でもあるカマバッカ王国。どうやらバルティゴを失った革命軍が、会合場所兼本部として新たに選んだようです。

 テーブルではハイテンションでイワンコフがルフィの件をドラゴンに話しています。さらにサンジの件についても触れたりと、かなりの盛り上がり。

 

 一方で、その近くで大の字になって倒れているのは参謀部長であるサボ。なんとルフィの新聞見てニヤニヤしすぎから、顔が引きつったのとことです。アホすぎる・・・。

 

 そんな中、サボに電伝虫から連絡。それは革命軍の幹部からであり、近くまで来ているようですがトラブルで少し遅れるという内容でした。

 この報告にめちゃくちゃ興奮するオカマ軍団の中、ドラゴンは先にサボと作戦について大まかな方針を決めておきたい模様。その内容が・・・

「宣戦布告ですね “天竜人”へ・・・!!!」

 

革命軍主力メンバーの登場

 さて場所は変わって、ルルシア王国。たしか前回さらわれかけた王女の国ですね。そこでは海賊“桃ひげ”(懸賞金5200万ベリー)なる人物が破壊と略奪を行っていました。その男の海賊団、まさかの黒ひげ傘下で、容赦なく国の人達を襲っています。

 王や天竜人へ納める天上金のせいで、貧しさに苦しむ彼らでしたが、命乞いする女性と殴り飛ばす桃ひげ。

 

 するとそこに1人の女性が登場。誰かに指示を出した瞬間・・・

「やだもーどこ見てんのよー!!」

 地面が盛り上がり、そこから女性のスカートや妙なバックパックを身につけ、槍を持ったひげ面の巨人が登場!

 驚く桃ひげは部下に攻撃の指示を出しますが、男は先ほどの盛り上がった地面を槍で突き刺すと、そのまま地面ごと敵を押し込みます!やめてよ、男子ー!

 

「で・・・どうしたいんだ?無抵抗の・・・ゴミ共」

 国民までも呆然としている中、先ほどの女性がかなりの暴言。混乱する中、近くの建物の上には、キテレツな装備で飛んでいる獣人と黒いマントを羽織ったイカツイ顔の男までいます。

 そう!彼女らは、革命軍の軍隊長達!

革命軍“西軍”軍隊長 モーリー

革命軍“東軍”軍隊長 ベロ・ベティ

革命軍“南軍”軍隊長 リンドバーグ

革命軍“北軍”軍隊長 カラス

 その実力はいったいどれほどか・・・?

革命軍幹部の力

「さァどうするゴミクズ共!!死ぬか!!戦うか!!己の運命を選べ!!!」

 手に持った旗を掲げ、周りを鼓舞するベロ・ベティ。すると国民たちの力がこみ上げるという不思議な現象が。どうやら彼女は“コブコブの実”の能力者であり、鼓舞することでその人の内なる力を呼び起こす力を持つようです。

 

 さらにリンドバーグが手に持つ“クールシューター”なる武器を使うと、敵の武器が凍りつき使用不可に!カラスの方は大量のカラス(鳥の方)を操り、敵の武器を奪っていきます。そこにパワーアップした国民たちが、海賊相手に大奮闘!

 

 見事、桃ひげの捕縛に成功した革命軍幹部と国民たち。ベロ・ベティは彼らに革命軍への連絡先を渡すと・・・

「よく頑張ったわね・・・!!いつでも呼んで!————立ち上がる弱者を・・・私達は絶対に見捨てない」

 グラサン外して、ニッコリ笑顔。アメとムチを使い分ける姉御肌に痺れるぜ!

 

 そして幹部達は会合場であるカマバッカ王国を目指して出発!

 世界会議までいよいよあと2日・・・!

革命軍と今後の私的予想

 さて新キャラ紹介にまるまる1話割いた、今回の話。

 以前、コアラが“濃い人達”と称していましたが、それに納得せざるを得ないほど個性の強いメンバーでした。

 まずは、西軍の軍隊長であるモーリー。その名の通り、銛を武器とする巨人族ですが、もっとも強力なのは見た目と性格のインパクト。男性であるにもかかわらずステレオタイプのようなギャル性格で、スカートと長いひげ面の違和感と、恐ろしいほど強烈です。多分、メンバー内で一番の濃い人。

 しかし実力は折り紙付き。地面を粘土のようにして、敵に攻撃しました。おそらく能力者でしょう。

 

 お次は、おそらく最も活躍したベロ・ベティ。隊長たちの中で紅一点ですが、パワフルな性格でめちゃめちゃ口悪いです。ただし優しい言葉使いも出来たりと、アメとムチを良い方向にしっかり使い分けている人物でした。

 コブコブの実の能力者で、鼓舞することで味方に精神的、身体的にバフをかけることができます。何気にただの一般人を海賊をも倒すレベルの腕力まで引き上げるのは強力です。

 さらに瞬時に味方に指示を出すといったリーダーシップも発揮。能力の性質上、司令塔的な役割に慣れているのかもしれません。

 紅一点、美人で裸にジャケットとネクタイだけというスタイル、S気質ありながらも優しい一面もありと、これは人気出そうな予感がします。

 

 3番手は、南軍軍隊長のリンドバーグ。ロックバンドを思い出させる名前ですが、見た目はファンタジー世界に出てきそうな発明家の獣人。ミンク族でしょうか?

 サボに連絡したり、カラスにツッコミ入れたりと、忙しい人物ですが、自作した武器を試したがったりと、なかなか好戦的な性格。使う武器も絡繰り仕掛け満載のように見え、背負っているバックパックで空まで飛びます。

 ところで彼を見ると、映画2段目でウソップと戦ったスカンクワンを思い出します。多分飛んでいるのと、ゴーグルみたいなのかけているからだな・・・。

 

 ラストは、今回ほとんど話していなかったカラス。口にはくちばしのようなマスクをつけており、黒い羽毛のようなマントを羽織っています。個人的に見た目は一番ヒットしましたね。

 かなり声が小さいようで、ラストには拡声器のスイッチ入れろとツッコまれたりしています。お前はトリコのメルクかよ。

 戦闘では、鳥のカラスを操り、敵の武器を奪うなどして無力化していました。見る限りは黒い羽毛がカラスが変化したように見えましたが、これも能力者でしょうか?トリトリの実の能力者なら、いちおう世界に5つしか確認されていない飛行能力持ちの枠がまた埋まりますが。

 ところでこの人、ドレスローザでサボと話していた人ですかね。カラス使っているし。

 

 このように個性強烈な人達ですが、革命軍の“幹部”なようです。他に幹部の肩書きを持つのは、イワンコフとくまくらいですが、彼らは軍隊長ではありません。まあ、あの二人は、監獄で掴まっていたり、政府にいたりと、誰かを率いるほど自由に動けなかったでしょうが・・・。

 てか、1話だけでここまで強烈なキャラが4人も出るのが、この漫画の凄さでもあるのですが。

 

 さらにもうひとつ印象的だったのは、序盤のサボの発言。どうやら今回の世界会議でいよいよ天竜人相手に勝負を仕掛けるようです。その前に長年の本拠地失ったけど、大丈夫でしょうか?

 物語が大きく傾きそうですが、どうやって勝とうとしているかが全く見えません。たしかに世界中に軍を持つ上に、今回のように民間人をも味方につけるなら強力ですが、そうなると海軍やサイファーポールなども相手にしなければなりません。加えて、天竜人はドフラミンゴの発言の件などから、なにかしら厄介なものを隠しているように思えますし・・・。

 

 ただそれ以上に、今回の話で私が気になったのは、ある男の動きについて。

 現状こうなると、革命軍VS世界政府、麦わらの一味連合軍VS百獣海賊団、の構図が考えられますが、このどちらかに大きく関わりそうなのが、エドワード・ウィーブルです。全盛期の白ひげを彷彿させるという実力から、おそらく七武海の中でもずば抜けた実力がうかがえますが、ミス・バッキンの存在もあるのでマジで何かやらかしかねない気がします。

 黒ひげやシャンクスはまだ大きな動きを見せないので、とりあえず放置で、今後は彼の動きにも注目していきたいです。

 

 そういえば、冒頭でジェルマが世界政府から外されたとの情報が出ました。あの発言から少なくとも、ジェルマはビッグ・マム海賊団から逃げ切れたことがうかがえます。レイジュ姉さんが生きてますように・・・。

 

 世界会議まであと2日。次回になるか、それともあと1回くらい何かを挟むか、めちゃめちゃ気になりながらまた次回!

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