ワンピース航海記録 | 漫画と映画の感想と考察

ワンピースの過去話から最新話の漫画を中心に、映画から小説など隅々まで感想と考察を熱く濃く深く書いています。

第906話「聖地マリージョア」 主人公の存在感よ・・・!!

 906話の感想です。

 表紙連載は「10:00 船内掃除チェック。潔癖!オオロンブスとコロンブス」ということで、リーダー格の二人が掃除チェックをしている場面です。この前も書いたけどこの人、根が真面目だから海賊向いてない気がするんだが・・・。それとコロンブスってこんな見た目だっけか?

 

 レヴェリー参加のために聖地マリージョアへ向かう貴族一行。そこには様々な出会いがあり・・・

 そこは天竜人が住むところ

 ボンドラを使って、赤い土の大陸(レッドライン)の頂上付近へ到着した貴族一行。そこから彼らは長い階段を昇っていきます。そしてたどり着くのは世界の海の中心にある最も高くて巨大な大陸・・・

「“聖地”マリージョア」

 見開きドドンと大きな城と整った街並みに森(人工らしい)が映し出されます。その美しくも穏やかな光景は、読者も納得の風景です。

 

 さらに今度はいきなり地面が動き始めます。トラベレーターと呼ばれる動く歩道のようなものですね。

 なかなか便利なものですが、フカボシ達は通常の歩道を行くことに。景色のすばらしさにゆっくり行くことを提案する彼ですが、それ以外にも何か思うことがあるようで・・・。

 

 その考えは見事にヒット。このトラベレーターは地下で大量の奴隷による人力で動かされていました。奴隷のボロボロな様子がその過酷さを物語っています。

(助けてくれ・・・さもなくば・・・殺してくれ・・・)

 

 そして城の遠くから望遠鏡でしらほしに目をつけるのは、いつぞやケイミーを飼おうとした外道天竜人のチャルロス。今回は会議もあるので大丈夫だと思いますが・・・ヤバくなったら、潜入した革命軍に奴隷ともども助けてもらえばいいか。

 

社交場での繋がり

 マリージョアのパンゲア城にたどり着いた貴族一行。城内にある「社交の広場」では多くの貴族とその護衛がいます。その様子に驚くフカボシとリュウボシに対して、ネプチューンはすでに打ち解けており、マンボシに関しては誰かと踊ってました。ダンスは国や種族を超えるんだってわかるね!

 

 そしてしらほしの方ですが、なんと多くの王族が自身の身内を彼女に売り込んでいました。ビッグ・マムのことなども考えると、この世界は見た目良ければサイズはそこまで気にしないのかもしれません。それともしらほしの美貌だからこそかな?

 そしてしらほしの反応は・・・

「タイプじゃないんです」

「「しらほし~~~~~~っ!!!」」

 怒る王族に素早くフカボシがフォローを入れ、リュウボシが社交場でのあり方をしらほしに説明。下手したら国際問題に発展するんだから、たまったもんじゃありません。

 

 さて一方で、ビビ(&カルー)がレベッカ&レオと話していました。どうやらルフィの話題で盛り上がっていて様です。ルフィの話題が共通に出ることに喜ぶレベッカですが、

「彼らは世界を冒険しているんだ」

 とこれを納得。いや、それでもルフィ達は例外だと思うの。

 さらにこの美女2人のところに、しらほしも参戦。リュウボシは再び注意しますが、レベッカは「ルフィ様」というワードに反応。しらほしもにっこり肯定し、恩があると言うと・・・

「いっしょ!!」

 レベッカとビビでサムズアップ!キミたち、仲良いね。

 

 お次はまさかのサイ登場。おそらく国の護衛の仕事できたのでしょう。ただ今回の仕事で、国とは縁を切るつもりのようです。まあ、もう海賊だしね。ところでベビー5やブー、チンジャオはいるのでしょうか?

 

「まーっはっはっはっはっは カバめ!」

 さらにビビのもとに現れたのは、なんとワポル。そういえば、表紙連載で新たに「悪ブラックドラム王国」を築き上げていました。王妃のキンデレラと一緒です。

 わかりやすい嫌みをビビに言うなど、性格は相変わらずな模様ですが・・・

「ワポル!!つまらんひやかしはやめろ!!」

「ヒーッヒッヒッヒ!!世界政府も落ち目だねー!!」

 ここで登場したのは、サクラ王国の国王ドルトンと医者のDr.くれは。こちらもビビと合わせて久しぶりの再会です。

 ワポルはドルトンにやめろと言われたのが気に食わないようですが、今はどちらも国王という対等な立場。一瞬、バイソンの姿を見せると、思わずたじろぎます。てか、ワポルも実力はある方だろうに。

 

 そのままワポルを無視して、ルフィの話題を出すドルトンにレベッカとレオが質問。ルーシー(ルフィランド)は好きかという質問に対し・・・

(大好きだ・・・)

 周りを確認し、小声で回答。可愛いな、ドルトン!

マリージョアの奥地には・・・

 場面は変わって、インペルダウンのレベル6。そこにはドフラミンゴが独房で横たわっていました。彼の考えでは、上からの刺客から守るための配置なようです。

 というのも、ドフラミンゴは「マリージョアにある国宝」について、何かを知っています。これまでは王下七武海でドレスローザの王という立場から、難を逃れていましたが、今はいつ天竜人関連の相手から命を狙われてもおかしくありません。

「もうバレてもいいだろ・・・権力は足が早い すぐに腐っちまうモンさ・・・!!!」

 笑って意味深なこと言うドフラミンゴ・・・お前は権力にこだわり続けていたけどな!

 

 再び場面はマリージョア。しかし今度は社交場ではなく、城のどこかなようです。ルフィの手配書を持つシルエットの人物がゆっくりと階段を上がっていきます。そして古びた扉を開けると、とても温度が低そうな部屋に。

 奥地へ向かうと、そこには大きめの麦わら帽子が・・・!!!

「ルフィ」で繋がる物語

 ということで、ラストの一コマで一気に持っていかれた今回の話。注目するべき点は、今回の話は「ルフィ」の存在が大きく関わっていたことでしょう。

 登場人物がなにかしらでルフィと関わり合いを持っていた人物たちが多く、そこから繋がっていく関係性が、ルフィ達のこれまでの冒険の大きさを物語ってくれるような気がします。

 とはいえ、個人的にちょっと無視できないレベルなのが、レベッカの言動。いくら何でも見境なさすぎじゃないですかね。ドルトンのように「海賊」として話題を出すならともかく、あの訊き方で片っ端からというのは、妙な誤解を与えかねないような気もします。まあ、ドレスローザは明確に海軍じゃなくて海賊が助けましたと藤虎がアピールしてたものですが。

 

 逆にちょっと同情したのは、フカボシとリュウボシ。マンボシほど気楽にいくわけもなく、かといってネプチューンほどの貫禄や慣れもまだない。さらにしらほし相手に、人付き合いも教えたりするなど、お兄ちゃんとして苦労している感じが出ています。

 ただフカボシの方は、トラベレーターに嫌な予感がしたりなど、戦士らしい勘の良さを見せるなどきちんとしたところもあります。

 にしても、あの奴隷たちはちょっと気の毒すぎたな。なんか異常に生々しく感じた・・・。

 

 あと気になったのがサイの存在。どこぞの目立ちたがり屋と麦わらオタクのせいで、すでにルフィが傘下持ちだとばれていますが、傘下海賊の詳細を知られた場合、かなり危うい立場になる気がします。トンタッタは小さいから隠れられるけど・・・。

 

 そして私的に今回の話、とにかく小ネタが多いと思いました。冒頭でリュウグウ王国の面々に渡される移動用のシャボンや杖といった細かい設定、相変わらず面白騒がしいステリー、社交場での様子や護衛について、ところどころ入る復習のマメ知識など、面白い場面が多いです。

 そんな私が気に入ったのはワンピース特有の擬音や笑い方とビビ。

 効果音でがやキング、わいキング、ロイヤルとついたり、ワポルの奥さんキンデレラの笑い方(タマノコシコシコシ)と尾田っち節全開です。

 

 ビビの方は単純に・・・

「わあ かわいい~~♡」

 レオ見た時に言ったセリフの駒での笑顔がめちゃめちゃ可愛かったです。その後もちょいちょい美人を見せてくれます。レオよりもこっちが可愛い・・・。

 というか彼女、レベッカやしらほしと比べるとわりとしっかり立ち振る舞っているんですよね。さすがは子どもながらに、ワポルのビンタ食らって人前で泣かなかっただけある。

 

最後の帽子について予想

 さて今週の話でやはり無視できないのは、ラストに登場した麦わら帽子。どう見てもデザインは、ルフィのものと同じです。

 場所はマリージョアの城ですが、保管されていた部屋はかなり年季が入っており、さらには冷気まで漂っています。冷凍保管しているのでしょうが、あきらかに世界貴族には不釣り合いな場所です。

 直前にドフラミンゴをわざわざ出して、例の宝に触れているので、あの麦わら帽子こそがそうなのかもしれません。

 

 そうなると、存在そのものが特別性を秘めているということでしょう。考えられるのは、やはり「D」の存在と世界政府にとって脅威となりえると考えられたポーネグリフを残していった「ある王国」について。あの帽子こそが、それらを象徴する存在なのでしょうか。ただそうなるとドフラミンゴや天竜人が、ルフィに対して何かしらアクションがありそうなものですが・・・。

 

 それにあの帽子、見ればわかりますが明らかに普通の人が被るサイズじゃありません。ただ「D」の名を持つ人物には巨人族の「ハグワール・D・サウロ」がいましたね。彼は自分でエルバフの人間じゃないと言っていたので、もしかすると巨人族も何か関係があるのかもしれません。

 

 そしてあの帽子を確認しに行ったシルエットの人物は何者なのでしょうか。マリージョアの城にいるということは、天竜人だと思われますが、いかんせん情報が少なすぎて断定すらできません。

 ただ気になったのは、ルフィの手配書以外にも手配書を持っていたこと。最初は「D」の関係者だとしてローを考えましたが、彼のフルネームは基本伏せられていますし、ルフィの手配書の金額が15億であることを考えると、ごく最近のものでしょう。枚数的にも麦わらの一味全員のを持っているとは思えないし、そうなると他に大きく関係する誰かが・・・!?

 

 情報こそ少ないものの、ワンピースを大きく震撼させる謎の麦わら帽子とシルエットの人物。緑牛や革命軍の件もあるし、世界会議編・・・思っている以上にとんでもないことになるかもしれません。他の人はどう思っているのだろうか?

 予想だけで頭パンクになりそうになりつつ、ワンピースの単行本が今日発売だったことも思い出して、さらにおかしくなりながらもまた次回!くっそ、気になるわ!!

第907話「虚の玉座」 四皇動く - ワンピース航海記録 | 漫画と映画の感想と考察