ワンピース航海記録 | 漫画と映画の感想と考察

ワンピースの過去話から最新話の漫画を中心に、映画から小説など隅々まで感想と考察を熱く濃く深く書いています。

第908話「世界会議開幕」 玉座が空じゃねえ!!

 いろいろあって遅れましたが、908話の感想です。

 表紙連載は「15:00 海賊行為計画表」です。このマメさは他の海賊からすれば重宝されそうですが、ルフィにはどうだろうな。

 伝説の人物ロックスに、四皇たちの陰謀、リュウグウ王国に味方する天竜人、そして虚の玉座の存在・・・多くの設定が判明する中、遂に世界会議がスタートする・・・!

 

 会議中はご注意だ

 場面は社交の広場、マンシェリー姫(いたのかい)がチユチユの能力で、しらほしのあざを手早く回復させます。やはり強力な能力です。

 一方で、ネプチューン達はミョスガルド聖と会話中。どうやらミョスガルド聖が、世界会議中にしらほしについていてくれるようです。身分を活用すれば、相手が天竜人とはいえ、簡単に手は出せないでしょうが・・・

「あなたの命令といえば誰でもやっつけていいのれすか!?」

「お・・・おう!!姫達を守る戦いならば私が全て責任を取ろう」

 ミョスガルド、気持ちはわかるが自分は大切にしろよ・・・?

 

 さてここでペルが登場。彼はコブラ王の方についていたようです。“例の手紙”をくれた藤虎相手に、リク王も合わせた3人と話していたようですが・・・。

衝撃の奴隷と革命軍

 さて場面は変わり、パンゲア城の正門前にある3つの門のひとつ天竜門では、ちょっとしたやりとりがなされていました。それはソルベ王国の王太后コニーが天竜門を通ろうとしているのです。かなりのおばあちゃんの見た目であるコニーですが、門の先は天竜人が住む地なので、危険性も考慮して門番は通そうとしませんが、そこにチャルロスも担がれてきます。緊急手当てが必要なレベルとは・・・ざまあ!

 

 ここで天竜門が開門。その一瞬の隙に天竜門をくぐるコニー、そして同時に現れたのはチャルロスの父親であるロズワード聖です。そのロズワード聖が乗る奴隷はなんと・・・!!

「お父上様そいつは!!無敵奴隷くま!!」

「そうとも やっと私にレンタル期間が回ってきたのだえ!!」

 体には多くの武器が突き刺さり、顔は無表情ながらも血にまみれ、服は完全に劣化・・・しかし間違いなくあの「バーソロミュー・くま」です!しかもその肩書きは「現王下七武海(元革命軍幹部及び元ソルベ王国国王)」というものです!

 

 そして一気に走っていったコニーは建物に身を隠すと、体が急成長。なんと最悪の世代のひとりであるジュエリー・ボニーとなりました。奴隷としてひどい扱いを受けるくまを見て、目には涙が・・・。

(許さねェ・・・!!絶対に・・・!!!絶対に!!!)

 

 一方、その真下の地下(おそらくモーリーの能力)では、ブチ切れたサボをモーリー、リンドバーグ、カラスが抑えます。サボからすれば、あの優しいくまがひどい目に遭っているのが許せないようです。

 他の幹部の話では、もともと加盟国の国王であったくまの人生そのものが世界政府の犠牲でもあるとのこと。神(天竜人)に逆らった見せしめが狙いのようです。失敗すれば、海軍本部とCP0の両方を相手にしなければなりませんが・・・

「いや「ヘマ」はない 「成功」か・・・「死」かだ・・・!!!」

 覚悟を決める革命軍、その気迫はとてつもないです!

世界会議の始まりの裏で・・・!

 いよいよ世界会議(レヴェリー)当日、まずは世界政府がどのようなものである下の説明を挟むと、そこから世界会議の解説。

 加盟国の内、代表50ヶ国の王が4年に1度、聖地に集まり、行う大会議のことです。議長は持ち回り(今回はバリウッド)で、開始前にはワノ国やルフィの件にも触れられていました。

「————では今回もじっくり討議しよう この美しき・・・世界について!!!各国の王達よ!!!」

 一同、席に着いたところでいよいよ世界会議開始!

 

 場面は変わって、五老星がどこかへ向かって歩いています。コブラ王が自分達に面会を求めていたり、ビッグマムやカイドウに動きがあったりと、頂上戦争からの「うねり」が止まらなくなっていることに警戒を強めます。

「世界の均衡など・・・永遠には保てぬのだ ここらで一度大きく掃除する必要があるな」

 

 お次の場面はパンゲア城内の花の部屋。そこに1人のシルエットが蝶と戯れていると、五老星が揃ったという伝令が。

 シルエットの人物は、「イム様」と呼ばれ、ゆっくりと虚の玉座へ向かいます。その途中、花の部屋に刺されていた剣の付近には切り割かれたルフィ、しらほし、黒ひげの写真、そしてその人物の手にはまっさらなビビの写真が・・・。

 虚の玉座の階段をゆっくりと昇っていくイム様を見る五老星。そして・・・

「“五老星”ここに!!!」

 かしづく世界のトップ5人に、イム様はその腰を玉座に乗せました!イム様・・・何者だ!?

今週も衝撃たっぷり

 たぶんエネル顔を10回だしても、足りねえんじゃないかと思うくらい衝撃の事実が判明した今週の話。

 気になることは後述するとして、個人的なストーリーの印象は海賊、革命軍、国王たち、それぞれが何らかの覚悟をしているように思えた点です。ボニーはくまに、革命軍は仲間と世界政府に、国王たちは世界会議にと、今後の波乱がうかがえます。

 

 今回はストーリーよりも新設定のお披露目感が強い話だったので、どうしてもそっちに目が行ってしまいます。

 というわけで、さっそく衝撃の事実のまとめと私の予想などをゴー!(イム様は別枠な!)

無敵奴隷くまの存在

 一味の船を2年間守った後、何をやっているんだろうなと思っていたら、まさかの天竜人の奴隷となっていました。どうやらその屈強な体と失われた感情が、奴隷として受けがいいらしく、レンタルでそれぞれの天竜人に貸し借りを行っていることがうかがえます。

 そんな彼ですが、肩書きはあくまで王下七武海。しかしこの状況では、2年前のように動くことはないと思われます。実力あるのに・・・。

 

 さらに驚いたのは、肩書きにあった「ソルベ王国国王」というもの。元々は世界政府の王だったとのことなので、世界会議にも出席しておかしくない存在です。さらに革命軍幹部とは・・・どんだけ肩書き持っているんだ!(←そこじゃねえ)

 しかしサボの記憶のくまは見た目こそ変わっていないようですが、ニッコリ笑う表情。彼の言う「優しいくま」というのがあったのでしょうが、彼の異名は“暴君”です。そもそも七武海は、あくまで海賊なので、暴君となったのにも理由があるはずですが・・・。

 

 そしてここで驚いたのはジュエリー・ボニーの存在。思えば、彼女は見た目の年齢を変化させられますが、警備兵の反応を見る限り、おばあちゃん状態では王族として扱われているようです。しかもくまと同じソルベ王国の王太后なので、くまとは血縁関係にあたると見ていいでしょう。母親、娘といった親子関係か、はたまた恋仲だったか・・・。

 思えば、彼女が頂上戦争を見て、涙していたのはくまが理由だったのでしょうね。さらに2年前、赤犬に掴まる際のセリフも今となってはかなり重要性を増したように思えます。

 

 くまとボニーの関係性やソルベ王国の実態が、彼らを海賊にした理由、そしてくまを七武海にした理由に繋がりそうです。

例の手紙

 ペルがちろっと出した話題。差出人は藤虎で、コブラ王とリク王の3人で密会していたようです。

 この3人の共通点といえば、王下七武海の恐ろしさをよく知っていること。コブラ王とリク王は国を乗っ取られる、乗っ取られかける状態でしたし、藤虎はそれが解決される現場に居合わせた人物です。

 思えば、藤虎がここに足を運んだのは、この2人とコンタクトを取るためか・・・。

 

 そういえば、藤虎は何話か前に「王下七武海はもういらない」ということを言い、さらにベガパンクに会ってきたことを明かします。

 ベガパンクといえば、くまを改造した張本人。彼の登場や関わりも期待できます。というか、七武海制度撤廃になったら、くまの立場はどうなるのだろうか?

 

 ちなみに、この状況でも私はスモーカーの関わりを期待しています。だってあいつもアラバスタで大いに関わったじゃないか!(←キツイ予想)

世界会議の開幕

 数週間前から待ちわびた世界会議が遂に開催されます。今回、出されるであろう議題をざっくり予想してみます。

・革命軍について

・ワノ国について

・麦わらのルフィの動き

・リュウグウ王国の扱い

・王下七武海制度の件

 ざっと予想できるものはここらへんでしょう。革命軍については前の時もドラゴンを議題に挙げていたので言うまでもなく、ワノ国とルフィの件は今回ちょっと触れたからこそ可能性、リュウグウ王国については前からの話題、そしてラストはくまと藤虎の件からコブラ王かリク王のどちらからか挙げそうです。

玉座に座る者「イム様」

 たぶん、読者が一番気になったであろう謎の人物。あの五老星も「様付け」するほどで、前回登場した虚の玉座に座る者です。というか、やっぱり五老星は表向きで、普通に「たった一人の王」がいるじゃないか!座られるの早すぎるだろ、玉座!

 あのすらりとしたシルエットは、2話前に大きな麦わら帽子を見に行ったシルエットとよく似ているため、同一人物でしょう。

 

 さてやはり気になるのは、この人物の詳細。世間的には五老星がトップなので、その存在自体が表に出せないということでしょうか。さらにその五老星が指示を仰ぐなど、まさに裏で世界を支配する人物。

 そういえば、ドフラミンゴがもっと上だとかモリアを倒す際に言ってましたね。それもイム様のことでしょう。もしかしたら外で自由に使える駒が欲しくて、子供の頃のドフラミンゴを逃したのかも。

 

 さて、その名前からやはり「アダムとイブ」を元ネタに考えてしまいます。すでに世間では、いろんな形で予想がされています。私も同じような予想ではあるのですが、ちょっと違う目線で考えて見ましょう。

イム様の正体予想

 やはりイム様の正体を考えると、「世界政府を最初に作った人物」という予想が多いでしょう。加えて、オペオペの能力によって不死になったともいうのも多いですね。私もこの二つは、賛成です。

 現状様々な予想がありますが、ここでちょっとぶっ飛んだ予想を考えて見ましょう。「イム様がDの人物」と予想してみます。

 

 もともと恐ろしい考えや存在を持っていたDの人達ですが、変化していく時代にイム様が求めるDの存在のあり方が変化していき、いずれは滅ぶと考えたのではないでしょうか。

 そこで自分の協力者になる人物を集めていき、800年前にDを滅ぼし、その代わりとなるように世界政府を立ち上げ、自分が望む思想を統一させる。

 つまり「世界政府はもともとのDの存在や思想を隠すため、そしてその代わりとなる存在である」と考えます。

  ではなぜ、Dを悪魔として扱ったり、ポーネグリフを解読するのを禁止するのかというと、イム様の暴挙に気づいたDのメンバーに、イム様自身が警戒しているからではないかなと考えているからです。いまだに自分に牙をむく可能性がある人物が出てくると考えているのではないでしょうか。

 

 こんな予想が出たのは、906話に出た巨大な麦わら帽子を保存しているからです。麦わら帽子で連想されるのは、やはりロジャーやルフィといったDの人物。それを保存しているのは、Dの存在を少なからず肯定していると考えられるからです。

  ちょっとぶっとんでますが、これぐらいやってもいいかなと・・・。

イム様に近い存在

 なにげに予想するにあたって、重要な存在となると思われるのがイム様の側近。現状判明しているのは五老星だけ・・・と思うでしょうが、忘れてはいけません。今回、小さくですが、五老星が来たことを報告した人物もいます。

 この時点で少なくとも、イム様と五老星の関係性を知っている人物なので、こちらにも注目していきたいところ。

 

 側近でなくても、ドフラミンゴやサカズキ、あとはセンゴク、コング辺りもイム様と五老星の関係を知っていると思われます。。イム様だけでなく、その側近、ひいてはそれらを知る人物たちにも注目していきたいところ。

斬り割かれた写真とそのままの写真

 じつはこれについては、ちょっとした考えがあります。

 ルフィについては、「D」の海賊だからということなのですが、黒ひげことマーシャル・D・ティーチは別の件で挙げられているのかと思いました。

 というのも、しらほしが斬り割かれた写真の中にありましたが、やはり考えられる理由は「ポセイドン」だからというもの。なので私は、黒ひげは「ウラヌス」の力を持っているからだと考えます。

 理由ですが、私は前から「ウラヌス」の正体について、これなんじゃないかと思うのがあるのです。古代兵器は「世界を滅ぼしうる兵器」と判明しています。じつは作中で「世界を滅ぼす力」と明言されたものがあります。それは白ひげのグラグラの能力

 今この力を持っているのは、黒ひげなのでそれでマークしているのではないかと思います。ただこの考えだと元ネタのウーラノスとはずれますが。

 

 そしてビビの写真を斬り割かなかった理由ですが・・・これは正直わかりませんでした。ただ五老星もネフェルタリ家は警戒していますし、最初の20人唯一の裏切りと考えれば、何らかのアクションがありそうです。それこそ新たな天竜人のスカウトとか・・・。(ドンキホーテ一族の最近を見ながら)

物語は核心に!

 ここ最近の怒涛の衝撃設定の判明によって、ワンピースというストーリー自体がいよいよクライマックスに近づいているように思えました。それでも最終回はいつになるかわかりませんが。

 でもやっぱりこういうふうに、出すところで惜しみなく出しているからこそ、盛り上げるための下地作りにスローテンポな展開や描きたいものを描けるんじゃないかなと思いました。

 なおさら今後の展開に期待できますね!

 

 ところで、今週号は尾田先生公認のスピンオフギャグが掲載されていました。コビーの方はどこかでネタの幅に限界きそうな気がするんだよな・・・。逆に恋するワンピースの方は、なんだよ恋愛ものかよと思ったら・・・嘘風くん、いい仕事するな。

 

 そして個人的に思ったことなのですが、今回、記事を書いていて、ずっと「イム様」と表記していました。なんか「北斗の拳イチゴ味」でサウザーがシュウのことを「シュウ様」と呼んでいるのを思い出しました。・・・いや、それだけです。

 なんか最後にくだらないことを書いたなと思いつつ、また次回!